【超簡単】ロジカルシンキングとは何か?必要性と鍛え方を学ぶ(2)

今回はロジカルシンキングの「鍛え方」について考えてみます。

まずは前回のおさらいを最初にまとめておきます。

●ロジカルシンキングとは物事を「事象」「根拠」「仮説」「結論」に分け、その因果関係や論理的なつながりを捉えながら物事を理解する思考法

●ロジカルシンキングのメリット
①分析力・課題解決力が向上する
②自分の考えを相手に伝えやすくなる

●ロジカルシンキングの手順
①事実とデータを掴む
②徹底的に「なぜ?」を考える
③仮説を立てる
④結論を導きだして実行する


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自分を知る

ロジカルシンキングは書物やブログを読んだだけでは絶対に身につきません。日々の訓練で自然とできるようになるものです。最初にこれをしっかりと覚えておいてください。

その前提で、「まず自分は論理的か?」を知るという初期段階から順に鍛え方を考えていきます。

「自分は論理的か」を知る

まず、普段あなたは人にものを話すときにどのように話をしていますか?
事実・データ重視型ですか?
・感覚・感情・ノリ重視型ですか?

おそらくこのブログをご覧の皆さんは後者ですね。

ということで、まず「自分は論理的ではない」ということを知りましょう。頭のどこかで「いやいや、僕は比較的論理的に話をしている」と思ってしまうとそれ以上成長しません。

まず、できないことを知りましょう

ロジカルシンキングの鍛え方(思考編)

「事実は何か?」を常に考える

繰り返しですが、ロジカルシンキングは事実の把握から始まります

今、あなたが話をしていることがまず、事実(もしくは明らかなデータ)なのか、単なる自分の解釈(感情)なのかを知りましょう。

そして「事実(Fact)は何?」と常に自問自答しましょう。

「事実をちゃんと把握できない人間は無能だ」と自分に言い聞かせて日々過ごしましょう。

ちなみに、よくある話ですが、本人は事実を把握しているつもりでも、ソース(元ネタ)がいい加減で、適当な情報を事実と思い込んでいる場合もあるので、注意してください。

情報を見極める目もビジネスマンの重要なスキルです。。。

「データを見る癖」をつける

事実を掴んでも、それがなぜ起きているのか?という因果関係を深堀りするときにはデータが必須になるケースがほとんどです。

数字を見ることなく分析はできません。算数が嫌いでもデータを見る癖をつけましょう。

「なぜ」を常に考える

小さな子供は、いつも大人に「どうして?」と素朴に尋ねます。
同じように普段から「なぜ」を何度も自問自答して、ちゃんと物事の因果関係を明らかにするように心がけましょう。

また、それを通じて
「AであればBになる」「BであればCになる」よって「AであればCになる」といった「話の筋道」を常に意識するようにしましょう。

ロジカルシンキングの鍛え方(話術編)

「結論を先に話す癖」をつける

結論を先に話すと、そのあとには「なぜならば・・・」といった形で理由を話さないと一つの会話が終わりません。ということは、結論を先に話すことで「自然と話の筋道を組み立てる癖」も同時に身につくということになります。

「断言」する

前回でも話をしましたが、ロジカルでない人は、「・・・のはず」という言葉をよく使います
この言葉を使えば使うほど、その人の論理性が失われると思ってください。

そうではなくて、「〇〇であれば、〇〇である(〇〇になる)」と断言することで、あなたの話の説得力が増すわけです。

「ゆっくり話す」

「ロジカルシンキングと何の関係があるのか?」と疑う方もいると思いますが、ゆっくり話をすると、自分に対しても、話す相手に対しても「ごまかし」がききません

一般に、まくし立てて話をする人ほど、自分の論理に自信がなく、勢いで相手を圧倒しようとする心理が裏に潜んでいます。逆に、ゆっくりわかりやすく話すと、そうでなくても自信があるように見え、そうでなくても論理的に聞こえるものです。

さらに、ゆっくりであれば口の回転に頭の回転がついてくるので、おかしいことを言っていると自分でも「あれ?」と気づくようになり、自然と筋道を立てて話をするようになっていきます。

まとめ

今回記載した鍛え方については、常に実践し続けることを心がけてください。

そうすれば、「ある日突然」という変化はないものの、徐々にあなたの言葉にみんなが納得をするようになり、耳を傾けてくれるようになります。

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